資格の国 司法書士学習のポイント

仙台初詣合格祈願 資格の国


仙台初詣合格祈願 司法書士学習のポイント

合格者体験記より(30代・男性)

これから司法書士試験など、いわゆる難関資格勉強をはじめるにあたっては、スタートでつまづいては時間を無駄にするか断念に終わってしまう。これからはじめるならば、生活環境と照らし合わせて勉強計画を立てねばならないだろう。

まず重要なことは、なぜ受けようとするのかいまいちど自分の心と相談することである。きわめて安易な理由で受験生活を送っても、ほとんどいい結果は望めない。私の場合は年齢も30代なかば、受験勉強に追われて何の技術もなく、いままで勉強してきたそこそこの法律知識を生かして身を立てなければならないせっぱ詰まった必要があった。 これが 大きな動機付けであった。

次に大切なのは、勉強方法である。なんらかの受験機関を利用される方がほとんどと思うが、実際に受験機関を訪れて自分に合ったものかどうか、信用に値するかどうかを慎重に検討してみることである。ただ、甘いことばかり言っている機関は信用しないことである。冷静に考えれば合格率2%台、ほとんどの人は合格できない。そのような中で「カリキュラム通りにやれば必ず合格する」という宣伝に意味があるものか。この点、中央法律研究所のガイダンスでは、現状、テストへの心構えなど、法律実務家になるための必要な能力を本音と熱意でときには厳しく伝えてくださり、迷わず私は中央法律研究所の講座を申し込んだ。

中央法律研究所の講座は9月からはじまり、まず民法・商法の基礎をマスターする。12月のはじめからは不動産登記法、商業登記法の基礎と書式演習が6月末まで行われる。前年までの司法試験の勉強の中でどれだけ知識が残っているか確認したところ、民法・商法・刑法の試験問題では35点中17点しかとれなかった。自分には知識がないということが自覚できたため、謙虚な気持ちで講義を受講し、知識を吸収できた。

講義・復習・過去問検討を繰り返す中で、私も次第に空白期間を埋めていき、12月までになんとか合格レベルにまでは到達できたと感じるに至った。

学習のポイント

1. 短期合格を目標に

各人の生活状況に合わせて準備期間をきっちり設定し、短期合格を目指しましょう。だらだらと無定見な勉強法はよくありません。

2.まず民法の理解

初心者の方はまず法律的な思考法を学びましょう。常識的な思考法と法律的思考の違いを理解し、1次試験で比率の高い内容を身につけることができます。

3.基本重視

基本書は繰り返し学び、重ねることで理解を深めましょう。択一問題でも機械的な暗記では対応できません。

4. あくまで条文重視

実体法の問題を解く鍵は第一に条文、ついで最高裁の判例、学説の中でも通説と、だいたいのランク分けがあります。条文を読む学習が中心になるでしょう。

5.択一と書式を関連づけ、効果的な学習を

択一試験の学習で得た知識をもとに、登記申請書が書けるようにしておけば理解と効率を得られます。

6.過去問研究は不可欠の課題

出題傾向を把握し、時間配分に慣れる最良の機会です。疑問点は講座の中で完全に解決していきましょう。


なんでもQ&A

どんな人が合格する試験なのでしょう

受験しやすい環境ということで、司法書士事務所に勤務している人が多いといわれていますが、受験に専念している方も多数います。会社勤めの方も直前1年間は退職されている例もみられます。毎日数時間勉強できる環境にあり、家族や職場の協力を得られ、直前は最低1日8時間勉強できる時間を確保することが最低条件となります。

合格するにはどの程度の勉強時間が

業務を行うのに必要な知識の有無が問われる試験ですから、最低ラインの知識の所得は絶対です。知識の拾得は、ちまたでは2000時間とも3000時間とも言われていますが、個人差やテストの性格などを考えると、絶対にこの時間でということはいえません。

司法書士の年収は?

各司法書士会の会員の平均年収が公表され、司法書士の年収が高いといわれるのはそこにあります。全国平均で1400万円程度ですが、この中から補助社の給料や事務所の維持費、税金などを差し引くので高額収入かどうかはとらえ方次第でしょう。

試験に合格すれば司法書士になれる?

司法書士になるには、試験に合格後、事務所の所在地の司法書士会に入会し、日本司法書士会連合会の司法書士名簿に登録しなければなりません。合格後に連合会主催の入会前研修を受け、先輩事務所で実務を修得したのちに登録・開業しています。幅広い業務はすぐには行えないので、これらの期間が必要と言うことになります。

女性と司法書士資格との相性は

実際に司法書士として登録・活躍している女性は全体の1割弱ですが、現在の合格者の2割弱はすでに女性が占めています。司法書士の仕事は、利害が対立しがちな双方の依頼者の中間にたって調和をはかる仕事ですから、女性の堅実な仕事ぶりや人当たりの良さは大いに評価されています。

ゼミを組むとよいと聞きましたが

そのとおりです。受験生の仲間で一定の目的のゼミを組むことをおすすめします。ある程度実力のある受験生をチューターとして数段階のレベルの人が集まる方がよいでしょう。ゼミが正常に機能すると、仲間は年度にばらつきはあってもほぼ全員合格する傾向にあるようです。運営を誤ると全員が合格しないこともあるようです。

どんな六法を使えばいいですか

試験用の法令集ということになると、2冊受験する場合が有効なようです。1次試験用では参照条文が充実して判例付きの、2次試験用には法律だけでなく規則や細則の掲載された六法が必要です。後者は司法書士用に発売された「登記六法」です。

 

サブノートを作った方がいいでしょうか?

勉強の初期の段階でサブノートを作ることは非効率的です。学習のポイントがわかっていない段階でサブノートを作ることはテキストを丸写ししたようなものしかできず、意味がないからです。(マーカー線を入れる場合も同様) 練習問題で誤った問題だけをまとめたり、込み入った問題だけを図表化して整理したノートなどを作る受験生が多いようです。